北九州市立戸畑障害者地域活動センターとは

生活介護事業・自立(生活)訓練・就労継続支援B型の3つの事業を運営しています。

障害のある方が一人ひとり自分らしく充実した日々を過ごせるように活動の場所を提供・確保したり、ご家族等の負担軽減を目指しています。

設置の経緯

 H8年4月に指定された「北九州市障害者施策推進基本計画」に基づき、「障害の種別・程度を問わず利用できる」障害者地域活動センター はばたきを設置することにしました。H12年4月に開設された「八幡西」、H14年4月に開設された「小倉南」、H16年4月に開設された「門司」に続き、H19年4月に4つ目として戸畑障害者地域活動センターが開設されました。

生活介護とは・・・

 常に介護を必要とする利用者に対して、日常生活の介護や支援、創作活動・生産活動や身体機能・生活能力の向上のために必要な援助をしています。

対象者

 常時介護が必要な方で障害支援区分3以上(50歳以上は支援区分2)である方

サービス内容

 食事・入浴・レクリエーション活動などの基本的サービスや社会参加活動を通して身体機能の維持・向上及び生活の質を高めます。

活動プログラム

 ○個人支援活動(ポイント制・おしごと掲示板)

  利用者の方が意欲的にさまざまな活動に取り組めるように個別支援活動(ポイント制)を導入しています。個々の目標を設定し、目標とする活動に取り組むこと、また気軽に取り組めるお仕事(お手伝い)に取り組むことででポイント(スタンプ)を貯めていくものです。取り組み達成毎に1日1ポイント貯めることができ、25ポイント貯まると商品券500円分または当センターパン工房で使用できるクーポン券500円相当が贈呈されます。自分が頑張ったことでポイントを増やし、活動参加への意欲にも繋がっています。

1日の流れ

自立(生活)訓練とは・・・

 障害のある方がそれぞれの目標に向かって自立した日常生活や社会生活を行うことができるように個別支援を行なう障害福祉サービスの1つです。

対象者

 地域生活を営む上で生活能力の維持・向上の支援が必要な方

活動プログラム

 自分のできる活動をみつけるために取り組み内容を8つに分けて訓練します。

★SST(ソーシャルスキルトレーニング)

 生活リズムやセルフケア、対人関係などの悩みを解決する練習を行っています。

★SPIS(精神・発達障害を持つ方やメンタル不調の方向けの雇用管理システム)

 対面での発信が苦手な方でも日々の想いを発信する機会ができます。

1日の流れ

就労継続支援B型とは・・・

 障害のある方が一般企業に就職することに対して不安があったり、就職することが困難だったりする場合に、雇用契約を結ばずに生産活動などの就労訓練を行うことができる福祉サービスの1つです。

活動プログラム

○当センターでは、洗濯工房・パン工房・よろず工房(簡易・清掃・リサイクル分別)の5つの作業活動があり、適性や能力、目標に合わせて作業プログラムを設定し、月間の作業予定を立てて活動に取り組んでいきます。

○作業訓練を通じて働く力を身に付け、そこからステップアップし就職を目指すこともできます。

1日の流れ